今回は、子どもだけでなく、父兄も参加していたので沢山の人が集まってましたよ。
子ども達が作った作品を紹介したり、
ちなみに、このホウキを持っている人は私の上司です。なかなかのイケ面なのです。
そしてそして、白い衣装をまとった子ども達が出てきたり。
聞くところによると、この白い衣装は割礼(男性の陰茎包皮を切除する風習)の儀式のものらしい。
アフリカでは割礼を行っている国はまだまだあって、セネガルでも民族によってはその儀式を行います。
女の子の場合には、人権侵害にあたるとして廃止を訴えている人たちも沢山いるけど、男の子の割礼はHIVの感染率を下げるとして、むしろ推奨されていたりするのです。
もちろん、この日に割礼の儀式があったわけではありませんが、動画の中でみんなが大合唱しているのは、おそらくイスラム教のコーラン。そういえば、時々、あちらこちらで大合唱しているのを聞くなあ。
コーランってアラビア語なんだけど、みんな歌えるからすごいな。大人も子どもも。
小さいときからコーランを聴いて育っているから、自然に身についていくのかもしれないけど。
セネガルでは95%がイスラム教徒なのです。信仰の深さは人によってかなり違うように思うけど、普段の会話のちょっとしたフレーズの中にもアラーは出てくるし、宗教的な文化や習慣が生活と密接な関係にあるところは、いいなと思う。だからといってイスラム教徒になりたいわけではないけど、信じるものがあるということはいいことですよ。