ロウソクの明かりだけで、ご飯を作ったり、水浴びをしたり。不便さはあるけど、外灯も消えているので屋上から見る星空は最高~!!いいものです。
母・洋子いわく、戦後は毎週月曜日が停電だったそうで、その名残で今でも美容室は月曜が定休日なんだと。ふ~ん、と思い、茨城県出身のゆいに話したら、なんと茨城は火曜日が定休日らしい。
関東と関西では美容室の定休日が違うんだ!!という新たな発見もあったのですが、それはさておき、先週日曜、我がジャンベの師匠パップ・セック氏の家におじゃまし、ジャンベ作ってきました~~~
まずは、ジャンベの本体の木。ここまではすでに出来上がっていたのですが、写真は紙ヤスリで表面を削りニスを塗っているところです。
そしてこの人がパップ。セネガルのジャンベの大会で何度か優勝して、国外の大会なんかにも出るくらいジャンベがうまい。はじめはよく分からなかったけど、力任せに勢いでたたいているジャンベと、パップがたたくのとでは音が全然ちがうのだ。普段は子ども達にジャンベやダンス、演劇などを教えています。
一方で私は、皮を張る鉄の輪に固定用の紐を結びつけています。この結び目は作ったときの年齢の数にするらしい。ここがMYジャンベっぽくていいよね~。でもたくさん結び目を作る必要があったので大変だった。30歳代最後の記念だ~
そしてジャンベに使うヤギの皮。ヤギはセネガルのどこに行っても見かけます。この前ヤギの大群に追いかけられそうになって怖かった~。仲間の敵討ちか!?
皮を適当な大きさに切り、鉄の輪に引き伸ばしながら貼り付けます。
そして引き伸ばした皮を本体に乗せ、私の作った結び目付きの鉄の輪で固定していきます。わお~だんだんジャンベっぽくなってきだぞう!!
くぎ抜きのような小道具も使いつつ、さらに強く固定。パップ、カメラを向けると嬉しそうな顔。
ここ大事なところだからね~しっかり、固定しておいてくださいよ~
そして皮を引っ張っていた紐をほどき、毛を剃り、仕上げに入ります。この作業の間中、ハエがブンブン飛び回っていました。皮の表面に見える黒い小さいのはハエ。カオラックはただでさえハエが多い街なのに、この日はいつもの10倍か20倍のハエ集団。
でも慣れって怖いよね~。最近は体にハエが止まっても、たいして気にならなくなった。
じゃ~ん!! MYジャンベ完成~。作ったといっても、ほとんどパップがやってくれたのですが、このジャンベが私の相棒になると思うと、たとえハエがたかっていようとも可愛いもんだねえ~
あとは、皮を乾燥させれば出来上がり!! どんな音がするのやら・・・あ~楽しみ!!
セネガルのジャンベはスピード感もあって、結構激しいんだけど、みんなの音が揃ったときがホントに気持ちいいっ!! 今度、動画でその様子をお送りいたします。
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