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2012年10月8日月曜日

Sensibilisation sur le SIDA

今、私は首都のダカールにいます。
隊員向けの雑誌の発行に向けての業務がありまして。。。
でも、なんとか形になった!!あとは少しずつ手直しして、印刷・発行のみ!!
はあ、この2カ月ほど、この仕事に懸りきり。寝ても覚めてもこればかりだったので、やっと解放されると思うと、嬉しくてたまらない。今日はおいしいものを食べにいくぞ~♪

そして昨日、一緒に作業をしていた同期のきしちゃんと帰国までの日数を数えてみたら、なんと!
93日だってえ~

たった93日。されど93日。
もう帰国だというのに、この時期になって、「一緒に仕事しよ~」といわれることがあるんだけど、3月しかないから無理と断るより、一緒にやれるところまでやりたいなーと思う。

そして先日、エイズ対策隊員らしい活動(?)をしてきました。
小学校の先生である友人のパップ・ラミンから、子ども達にSIDA(AIDSをフランス語で書くとこうなります)についての話をしたいので一緒にやろう!!とのお誘い。
私は語学がダメなので、お手伝いならということで行ってきました。

パップはこの2カ月間、子ども達の夏休みの期間を使って補習授業のようなものをやっていたようで、その締めくくりにSIDAについての話をするのだと。
彼は私の配属先の保健ボランティアもやっていて、SIDAに関する研修も受けているし、知識も技術もあり、たくさんいる保健ボランティアの中では一番しっかりしているのではないかと思っています。

これから思春期を迎える小学校高学年の子ども達に対して、その準備の一つとしてSIDAの教育をしておくことは大事なんだと語る彼。

そうです、そうなんです。

日本では、そういうことを言ってくれる先生は少ないんだよね~
「寝た子を起こすな」などと訳の分からないことを言って、性教育が後手に回っちゃう。
日本の先生達に聞かせてあげたいよ、ほんとに。

で、そのSIDAに関する授業はこんな形で行いました。
教室の外に出て多きな輪を作り、感染経路や予防の方法などについて、パップが子どもに質問を投げかけます。そして子ども達はそれに答える。



こどもたち、結構知っているんだよね~。
低学年の子どもには性に関することは話さないけど、SIDAという病気があって、予防ができる病気であるということは教えているらしい。
締めくくりは、感染者を差別してはいけないということを話します。

私はたいした手伝いもできなかったけど、最後に子ども達にメッセージを伝えました。
私たちの体はとても大切なんだということ、だから病気にならないように、病気や病気を予防することについて知っておく必要があるんだということ。伝わったかなあ。

そして最後に記念撮影~ みんな元気いっぱい。

パップの他にも、子どもたちのため色々な活動をしている先生たちがいました。
子ども達に良い教育を、子ども達の未来のことを考えて活動する素敵な先生たちです。

残りの期間で、子ども達のためになにか一緒にできればいいな。

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