イスラム教最大のお祭り「タバスキ(犠牲祭)」!!
今年は10月26日でした。
日本でいうと、お正月級のビックイベントなのですが、この一カ月くらいはタバスキに向けて、みんななんとなくソワソワ、町もザワザワしていたわけです。
タバスキではイスラム教の信仰の証として、各家庭で羊を神への生贄として捧げ、その羊をいただくというものですが、まーみんな食べる食べる。
おいしいしね、つい食べちゃうんだけどさー。
私は今年、7件の家を渡り歩き、タバスキのご挨拶。
来年には帰っちゃうからね。普段、お世話になっている人の家に行ってきましたよ。
朝9時に家を出て、帰ったのは夜中0時。
これまでの人生の中で、こんなにお肉を食べたことはない!!というくらい食べてきました。
午前中に訪問した家は、まだ、羊をさばいている段階だったので、羊の解体見学&料理のお手伝いなどをして終わりましたが、午後1時以降くらいに訪問した家では、さばいた羊がグリルにされ始める頃なので、食べろ食べろとすすめられます。
「もう食べたからお腹いっぱい」と言っても、「今日は特別な日だから食べなきゃダメ!!」と、許してもらえる訳もなく、お皿いっぱいにお肉が出てくる出てくる。
キツイなーと思いつつも、信仰の深い彼らにとっては、ほんとに大事なお祭りだし、何より私の訪問をとても喜んでくれて、手厚くもてなしてくれる気持ちが嬉しかった。
エラージの家にいる子ども達。みんな可愛いんだ~
次に行ったのは、ダンサーのタファの家。羊をさばく横で、お母さん達が料理の準備をしています。
モウドゥの家に行った時には、羊はすでにさばかれ、炭でグリエ。新鮮な羊なので、臭みもなく、ほんとに美味しいのです。
そして、このあと3件の家をはしごした後、我が職場のチーフ、パップの家に。
夜はみんなオシャレをして、タバスキの夜を楽しみます。私もセネガルの衣装に着替えて登場。
セネガル服を着ると、みんな喜んでくれます。パップの奥さんと一緒に。
セネガル人は派手なのが好きなんだけど、またよく似合うんだよねー。
パップの愛娘、マゲ。しばらく見ないうちに大きくなって、よく喋るようになってた。
帰る間際、「帰っちゃダメ!今日はここに泊っていきなよー」って、ほんと可愛いこと言うんだよね~
とまあ、私のセネガル最後のタバスキは、ドタバタな感じで終わってしまいましたが、楽しかったー。
今日から11月。のこりわずかなセネガル生活、羊パワーで乗り切りたいと思います♪