flamboyant

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2011年5月31日火曜日

おそるべしセネガル人

今日で5月も最終日。先週は土日も休まず出張検査で忙しかった~
この暑さで出張検査は大変だけど、なんとか乗り切りましたようっ。元気な子どもたちの笑顔に救われました。今回の村の子ども達、写真撮影ではなんと、ちゃんと整列してくれたのであります。


私はセネガルで「ノガイ」という名前をつけてもらったので、今回は村の子ども達に日本の名前をつけてあげました。私の家族や友達の名前を片っ端につけてあげたら喜んでたなあ~。みんな無邪気なんだよね。目もキラキラしててさ~。元気もらってます。

次の写真は、大きくなった子たち。出張検査に行ったとき手伝ってくれた、若者団体のメンバーです。ほとんどの子が10代後半~20代前半の年齢かな。ここまでくるとさすがに無邪気さはありませんが、HIV/AIDSの問題に関心を持ち、活動をしている彼らもまた、キラキラした目のいい表情をしてます。


と、まあ、こんな感じで活動もしているわけですが、このセネガル人の目。単にキラキラしているだけではないのです。

先日のジャンベの練習の帰り道でのこと。
ジャンベを教えてくれている先生と一緒に帰っていたとき、20時くらいだったから、辺りは暗かったのね。当然、私は何も見えていなかったのだけど、その暗がりのなか、先生は遠くにいる人だけでなく、バイクで通り過ぎる人もちゃんと見分けているのです。10~20メートルくらい先にいる人の顔は見分けられるらしい。
私的にはこんな感じ↓ 
よく見ると人がいるかな~というのが分かる程度のところも、セネガル人にはこのように見えているようです(イメージ画像)↓


「よく見えてるよね~」と言ったら、「セネガルは停電が多いから、暗がりで明かりがなくても生活できるようになってるんだよ」だって。まあ、確かに分からなくもない。
ほんと、どれだけ暗くても、近所を歩いていると、遠くから「ノガイ~」と声をかけられるからビックリするんだよね。こっちは誰から声をかけられたか、まるっきり見えていないのにね。

まあでも、停電は不便ですよ。私も何度となく物に蹴つまづき、ろうそくの明かりでご飯をつくったり、ご飯を食べたり・・・。私も日本に帰るころには、暗がりでも人の見分けがつくようになるかしらねえ。

2011年5月22日日曜日

雨季にそなえて

毎日、蒸し暑いです。でも朝晩はわりと涼しい。というか、外に出ると寒いくらい。
昨夜はゆいと一緒に屋上にゴザをひいて、深夜0時の夕涼み。そして流れ星を見た!!
セネガルでは結構、星がきれいに見えるけど、ここで流れ星を見たのは初めてだったな。お願いごとをするまもなく流れ星は闇に消え、蚊に刺されて居心地も悪くなったのと、寒さと眠気でベッドで眠ることに・・・

と、そのベッド。
最近ようやく購入しました。マットレスだけはあったのだけど、雨季に入ると浸水で床がビシャビシャになってしまう可能性があるため、カオラック在住3ヶ月目にしてやっと手に入れました。
こんな感じ↓
















蚊帳。可愛くないなあ~。白とかだったら、お姫様ベッドみたいになったかもしれないのにね~。
まあ、そんなことを言っている歳でもないので、蚊にさえ刺されなければ文句は言いません。

見た感じはしっかりしてそうなこのベッド。さていつまでこの形状を保つことが出来るか・・・
組み立て式のベッドだったので、買ったお店からタクシーで運んで、自分たちで組み立たてたのであります。ゆいのベッドにいたっては、接続部がどうにもこうにも合わず、結局、お店の人に来てもらって、ようやく完成。

そしてそのタクシー。こんなことしたら日本じゃまず、道路を走れません。

ゆいも私もビックリ。
運転手さんに聞いても、なんの問題もないよ~ だって。紐で固定するでもなく、このまま我が家まで運んでもらったけど・・・。
人、物、動物の過剰積載は日常茶飯事。積めればいいのです。
落ちないかと冷や冷やしたけど、意外と落ちないものね。
それにしても、このタクシーの運転手さん、お店からベッドを運ぶの手伝ってくれたり、いい人だったな~。
雨季にどれだけの雨が降るか、予想もつかないけど、備えあれば憂いなし。ということで・・・

そういえば、先週、植えたバジルとカモミール、発芽しました!!
でも、カモミールは発芽3日後くらいに駄目になっちゃった。暑さのせいかな。いま再チャレンジしてます。バジルは、私の3代目の種と買った種、どちらも発芽しましたよう~
植物がある生活は、やっぱりいいね。そして、このひ小さな訪問者も。また癒されました。





2011年5月15日日曜日

セネガル流園芸

最近、湿気を感じるようになってきました。
この前までは、お菓子の袋を開けっ放しにしていても、シケることはなかったのに、一週間くらい前から歯ごたえがシットリ。
今日は曇り空で涼しいなあ~と思っていたら、数秒間の間だけ、バラバラバラ~っという感じで雨が降りました。
セネガルに来て初めての雨です。雨季は6月くらいから始まるので、そろそろ季節の変わり目に突入したようですね~。雨季はカビとの戦いと聞きました。あ~コワ。でもまあ、これも経験。
セネガルの自然を肌で感じたいと思います。

それで今日は、雨季に入ってしまう前に、日本から持ってきたバジルとカモミールの種を植えることに。
バジルは育つと思うけど、カモミールはどうかな…。インドなんかでも育つらしいし(涼しい地域だったりして…)、花が可愛いので、私の癒しのために挑戦してみたいと思います。

では材料から…


種はバジルは2種類。手のひらにのせているのは、私が日本で育てていたバジルの種。三代目になります。育つかなあ~がんばってくれ!! それとカモミール。カモミールティーは寝る前に飲むと、気分が落ち着いてよく眠れるようです。



次にプランター。は無いので、飲料用に購入している10リットルの水のボトル。適当な大きさに切り取り、底に穴を開けてます。

そして家の周りにある土。土というより砂?果たして、こんなんで育つのだろうか…。でも、木は育ってるしなあ。

我が家の屋上に、なぜだか分からないけど山積みにして放置されていた小石。土を入れるまえにボトルの底に敷き詰めます。
最後に、これが非常に大事なのであります。ヤギのウンチ適量。
セネガル隊員に、農業家のウンチ博士がいるのですが、彼の話では「ウンチ入れてたら育つんじゃな~い?」とのこと。自ら排出したものを肥料にして野菜を作っている、ある意味すごい人なので、その言葉を信じてみることに…。

そして完成。
このセネガルの日射しに耐えられるか!? がんばってくれ~!!!


日本には肥料の入った園芸用の土が売っているから便利だけど、ここでは何でも一から始めないといけない。
まあ私の場合たいした労力は使ってないけど、まさかバジルのために、カモミールのために、早朝からヤギのウンチを拾うとは思ってもなかったな。
でも、こうしている時間が楽しかったりするから、ありがたいです。
それにしても楽しみだな。育つかどうか…また追ってリポートしたいと思います。

2011年5月11日水曜日

Sénégal いろいろ

セネガルに来て間もないころ、ベッドの上にパソコンを置いたままにして寝たら、不幸な私のパソコンはみごとに私の下敷きに…そこから液晶画面の具合が悪く、とうとう壊れてしまったのであります。

仕方がないので、首都のダカールに行ったついでにパソコンを購入。
以外に安かったうえに「Office入ってないの?」と聞くと、タダで入れてくれたのだ~
若干、法に触れる感触はありましたが、購入後そそくさとカオラックに戻り、ようやく快適なパソコン環境を整えることができたところで、しばらくお休みしていたブログを更新している次第です。

さて、首都ダカールはどうだったかというと、とにかく夜なんかは寒い。毛布を掛けて寝ないと寒いくらい寒い。日中には、気温は27~28度くらいまでは上がっていたと思うけど(My体内温度計なので正確さに欠ける)、同じ時間カオラックは40度超えていますからね。200km程度しか離れていないのにね~。
なのでダカールは「快適」。
地方に比べて街中のゴミも少なく、緑も多い。おしゃれなカフェがあったり、レストランがあったり、きれいな公園があったり…海沿いに行くと、それはもうリゾート地。↓こんな感じ。


自分の持っていたアフリカのイメージとは、かなりかけ離れているなあ…といつも思うのだけど、ここもセネガル、アフリカなのです。
アフリカといえば、土で作った藁葺き屋根の家とか、井戸とか、家畜とか、そういうイメージが強いかもしれないけど、開発が進んでいるところは進んでいるんですよね。
セネガルでは人口の6割か7割(だったかな?)が首都圏に集まっているのに対し、地方は広大な土地があるのに人口が少ないから、インフラが整備されず、不便な生活が続いているのが現状。経済の格差も大きく、貧しい暮らしをしている人もたくさんいるのです。

でも私が「不便な生活」と思うほど、セネガルの人は不便と思っていないかもしれない。
停電や断水が多いこの国では、電化製品なんかはあっても使えないことが多かったり(地域にもよりますが)、さまざまな要因で物事が計画的に行えないこともしばしば。

「なるようにしかならない」
ということを、よく知っているのかもしれないな。

時間に追われて生活をしていると、なんでも合理的にしたくなっちゃうし、自分で周囲の状況をコントロールしたくなってしまう。思い通りにいかないとイライラすることもあったり…。

どんな生活がいいか、なんてことは分からないけど、ここにいる間は、このスローな時間の流れを楽しもう~っと。
暑い時間はヤギたちも木陰でのんびり。かわいいでしょ。

2011年5月3日火曜日

jambeはじめたよ~

セネガルに行くことが決まってから、ずーっとやりたいと思っていたジャンベ。
太鼓という楽器は躍動感があって大好きなんだけれど、とくにこのジャンベには不思議な魅力を感じる。うまく言葉で言い表せないのだけれど、自分の感覚がオープンになるというか、自分のなかのエネルギーが引き出されるというか・・・私は、もともと理論的に物事を考えるというより、感覚で生きてきたような人間なのだけど、日々の生活の中では、どうしても感覚を鈍らせておかないといけないようなことが、結構ある。なんでもかんでもキャッチしていると、しんどくなっちゃうんだよね~。
でも、この感覚を鈍らせてしまうと、自分の潜在能力が発揮できなくなってしまう、というのは、ヨーガの教えの中にもありますが、ようするに私が言いたいのは、ジャンベは楽しい!! という、いたって単純明瞭なことなのであります。
今回は練習に集中していたので、あまり写真がないのだけど、右手にいる人が私のジャンベの先生。
カオラックで一番ジャンベがうまいらしい・・・


この写真の中に、丸くて白いものが沢山写っているんだけど、これは人が楽しくて幸せな気分になっていると出てくる精霊らしい。
たしかに、この日は、ほんとに楽しかった~。
myジャンベも作りますよう~ジャンベリポート乞うご期待!!